花残月 2024
なかなか天候に恵まれない今年のお花見。
生憎な空模様ではありますが、最早ここしかないというタイミングで鎌倉にお出かけしました。
植え替えた当初の記憶しかなかったのですが、久しぶりに見た段葛の桜並木は、随分見応えのある並木になっていました。
雨がちらつくお天気だったせいか、人混みもそれほどでもなくて気楽に漫ろ歩きが出来ました。
人の流れに乗って鶴岡八幡宮へ。そしてこの時期の八幡宮であれば、牡丹園からの桜です。
もちろん、牡丹園以外でも桜の見所は沢山あります。
枝垂れ桜や、こちらは桜フレームに餌待ちの鳥(鴨?)が塩梅良く納まっている所。
雨に降られながらだったので、割合に駆け足でしたが十分楽しい久々の八幡宮お花見でした。
天気は無念でしたが。
そして、その無念を晴らすべく大船フラワーセンターへ今年ラストの桜を見に行ったのです。
とはいえ、フラワーセンターへ行くまでの間の天気がよろしくない感じでしたので、染井吉野は、結構な葉桜状態に…いや、思ったよりは残っていてくれてましたが。
しかし、フラワーセンターの桜は染井吉野ばかりではないのが素晴らしい。
有難いことに今年も大好きな御衣黄と、
鬱金を見ることができました。
毎年見る度に、淡い黄緑と淡黄の花弁には新鮮に驚いてしまいます。
好きといえば白の桜も好きなのですが、今回綺麗だったのは大提灯という品種。
説明書きには一重から半八重咲きとあったのですが…半八重とは八重とどう違うのかが分からずに首をひねったりもしていたのでした。
その八重咲き桜で上手く撮れたのは、妹背という品種です。
紅紫色の花弁が華やかな雰囲気。
桜にばかり目を奪われがちな時期ですが、他にも沢山の花に溢れているフラワーセンター。
こんな花があったんだシリーズで、アメリカザイフリボクという花が綺麗でした。6月頃になる実は食べられるそうです。
そして、区別がつかないよシリーズはケラマツツジ(赤い方)と、アカホシシャクナゲ(白い方)です。
説明書きがないと、色が違う同じ花にしか見えません。まぁ、どちらも綺麗!で満足眼福なので見分けが付かずとも困りませんけれども。
そんなこんなで、滑り込みのラストお花見はお天気も良く満喫できました。
今年はなかなか良いタイミングを掴み難かったのですが、来年の桜はもう少し天気に恵まれたなかで楽しみたいものです。